理想の部屋づくりのヒント

◆ どんな暮らしがしたいの? 頭の整理をしてみましょう

あなたのお部屋に整理収納や片付けの本がたくさんありませんか? 本を読んでうまく整理できましたか? リバウンドしない特別な収納方法を探しても、残念ながらありません。大事なのは「収納のワザ」ではく、「どんな暮らしがしたいのか?」をはっきりさせることです。 

 

「得意の料理をふるまって、来客を楽しむ暮らしがしたい。」 いやいや「人を呼ぶのは面倒。家事は最小限にして仕事に専念したい」、「今は仕事よりも子供の成長をゆっくり楽しむ暮らしがいい」など、

 

同じ30代女性でも全然違います。まずはあなたの理想の暮らしを描いてみましょう。

  


◆ 今の部屋はどうなっている? 

理想の暮らしがはっきりしたら、今の暮らしを見つめてみましょう。

 

・お部屋はどうなっていますか? 床は見えますか?

・あっちにもこっちにも洋服がありませんか?

・どこで誰が何をしていますか?

 

あなたの現在地を確認しましょう。

 

◆ 部屋の役割を決めましょう

現在の家族の行動パターンや理想的な暮らしから、それぞれの部屋の役割を決めましょう。その部屋に何を置く(収納する)かが決まります。「使う部屋に使う物を収納」してあるのが使い勝手がよく、片付

 

けやすい収納です。ウォークインクローゼットや納戸など集約型の収納スペースも部屋と考えて計画します。 リビングダイニングのように「そこですること」がたくさんある場合は優先順位を考えて置くものを決めます。


◆ いよいよモノの整理に入ります

モノの整理の手順は

① 減らす (分類→選別)

② 置き場所を決める

③ 収納する  

 

初めに収納家具を買ってこないこと。余ってしまう場合が多いです。 収納は最後です。

 


◆ 好みのインテリアと取り入れてみましょう

理想の部屋は大きく分けて「整理整頓」と「インテリア」からできています。不要なモノの整理が終わり、使いやすく収まったら、インテリアにも目を向けてみましょう。

 

お気に入りのモノを厳選して飾ったり、ファブリックの色を調整したり。とりあえず分類して収納したものをおそろいのかごや箱にそろえるだけでも、見た目の印象が全然違います。