物の定位置を決めるときに考慮したいのは、使用頻度。よく使うモノはしまいこまないで、すぐ出し入れできるところがいいですね。
そこでもう一つ考慮したいのが、「身長」です。たとえば、キッチンを思い出してください。
背の高い人なら、何度もかがんでモノを取り出すのは腰が痛い(笑)。吊り戸棚の方が使い勝手がいいです。
反対に小柄な方なら、吊り戸棚は脚立か何か台に乗らないと届かず、使いにくい場所でしょう。「かがむ」「背伸びする」「手をめいいっぱい伸ばす」などしないと届かない場所は、頻度が増えると以外とストレスになります。
限られたスペースを有効に使うためには、上の方も下の方もバッチリ入れたくなるところですが、体に負担がかかるところは結局面倒くさくてしまわず、物があふれてしまいがちです。それなら無理に使わないことを選ぶ勇気も時には必要かもしれません。
身体ストレスのない収納場所、収納方法を選んで、サクサク作業が進む空間にしたいですね。